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無痛治療の哲学

無痛治療にあたって・・・

「歯医者さんが虫歯になったらどうするんですか?」とか、
「歯医者さんは虫歯ないんですよね」と良くいわれますが、私は生まれつき歯科医師ではありませんし、また、歯科医師の息子でもありません。

むしろ、私(大前歯科医院・院長)はけっこう歯では苦労した方ではないでしょうか?

・・・

小学校のころですが、実家の近くの歯科医院にかかり、表面麻酔をし、麻酔まで注射をしたのに、ガンとして口を開けず、母が何度も頭を下げながら帰ってきたこともありました。

世にいう歯医者嫌いの子供でした。

・・・

また中学生のころ、別の歯科医院にかかり、歯の神経を抜くことになりました。
が、麻酔が効いていないにも関わらず歯を削られ、神経を触りだしたからたまりません。

極限まで苦痛に耐えましたが、ついに失神してしまいました。

しばらくそのまま寝かされていましたが、あまり診療台を占領するのも申し訳ないと思い、まだ体はいうことをきかないふらふらの状態でしたが、少し上半身を動かした時に先生は

「君、弱いね! 今年に入って気を失ったのは君が初めてだよ!」

と、冷たくおっしゃいました。

それ以後、その歯科医院から足が遠のいたのは、いうまでもありません。

・・・

また高校時代に通っていた歯科医院は、先生も非常に優しく、また治療はたまに痛いことがあるものの、非常に楽なものでした。
「あーこんな歯科医院、歯科医師もあるものだな」と感じ、進路を歯科大学にと志しました。

しかしその歯科医院で治療をされた、金属の俗にいうブリッジを入れていただいてからの1週間は、地獄の苦しみでした。

噛み合わせがどうもあわないのです。
ハッキリいって、気が狂いそうになりました。
高校生ながら「もう人生は終わりだ」と思った記憶が蘇ります。

・・・

これらの私の歯科治療の経験が、今の無痛治療や、噛み合わせ調整へと繋がっているのは、いうまでもありません。

私も患者なら、無痛でないと歯科治療は耐えることのできない拷問なのですから。

院長 大前太美雄 

この記事を読んで爆笑されたテレビ大阪「イブニングサテライト」の大槻ディレクターにより、大前歯科医院の無痛治療の様子が、2003年5月21日「なっとく健康クリニック・痛くない!? 虫歯治療の最前線」として放映されました。

(写真はその時のものです)ムービーはこちらにございます。


基礎予防歯科に無痛治療が必要なわけ。

無痛治療というと、なんだか特別のこととお思いになるかもしれません。
しかし、基礎予防歯科/
大前歯科医院で治療をお受けになっている患者さまは、それが無痛治療であるかどうかということに関わらず、ほとんどの方が無痛治療を体験しておられます。

基礎予防歯科/大前歯科医院の目的の第一は、お口を健康、快適にさせていただくこと。
また、その良い状態を長もちするようにさせていただくことです。

ですからその目的を達成しようとするならば、すべての処置を無痛治療的に行い、きちんとした処置を行わないと良い結果を手に入れることはできません。
歯医者=治療が痛い というイメージがあると思いますが、そのような治療では治療が不完全となり、数ヶ月して問題が再発し再度同じ痛い治療を受けなくてはいけません。
この治療も痛かったとすれば治療は不完全となり再発・・・。これでは治療に終わりが無く、この苦しみは歯が無くなるまで続く事になります。

無痛治療でキチンと一度治してしまえば、あとは治療の繰り返しも無く、治療の繰り返しの通院も無く、治療費もかからず、そして自分の歯で長くいられる。自分の歯で長くいられれば見栄えの心配も無い、食べる事も心配ない。

だから、無痛治療で行わなければ基礎予防にならないのです。


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